趣味のイラストで最低限必要なモノを解説
こんなことが知りたい
趣味でイラストを描くのに必要なモノってなに?
パソコンでイラスト描くには何が必要?
ここでは、パソコンを使って趣味でイラストを描こうと思っている方に向けて 「デジタルでイラストを描くのに必要なモノ」 を解説しています。
必要なモノは「描く機材」もそうですが、 「描く習慣」も重要になってきます。
私自身も30代から趣味でイラストを描き始めたので、 経験も踏まえて説明していきます。
この記事を書いた人
さくら
- 趣味で絵を描くサラリーマン
- 3D系のエンジニア
- パソコン提案の仕事もしている
- すぐジブリネタ言っちゃう派
目次
イラストを描くのに必要な3つの機材
パソコンを使って趣味でイラストを描くには、 次の3つの機材が必要になります。
- イラスト作成ソフト
- パソコン
- ペンタブ
基本的には、 パソコンにイラストを描くためのソフトをインストールして、 ペンタブで電子ペンを使いながら描いていきます。
どのようなソフトがあるのか? どのような性能のパソコンが必要なのか? どのような種類のペンタブがおすすめなのか?
このあと説明していきます。
イラスト作成ソフト
まずは「イラストを描くためのソフト」です。
Windowsについている「ペイント」のような 白いキャンバスに絵を描いていくようなソフトウェアのことを指します。
ただ、Windowsのペイントのような無償ソフトだと 使い勝手の部分で上手にイラストを描くのが難しいので、 おすすめは使っているユーザー数の多い有償ソフトを選ぶことです。
なぜユーザー数の多い有償ソフトがおすすめなのか? その理由は 「イラストを描くスキルを習得しやすいから」 です。
例えば、イラスト作成ソフトでトップシェアのCLIP STUDIO PAINTは、 入門書やブログやYoutubeなどのWEBコンテンツが豊富です。 これはユーザー数が多いので、需要があるためコンテンツが多いのです。
反対に無償ソフトは教材になるようなコンテンツが少ないので、 独学でスキルを習得するのが困難なのです。
一例として、無償ソフトのGimpと有償ソフトのCLIP STUDIO PAINTの 書籍をAmazonで検索してみると、 Gimpの書籍の数が圧倒的に少ないことがわかります。
こういう理由からも、 教材が豊富な有償ソフトをおすすめしています。
ちなみに、「どのイラストソフトがおすすめなのか?」 についてですが、 下の3つのイラストソフトが教材も豊富で高機能でおすすめです。
- CLIP STUDIO PAINT
- Photoshop
- Illustrator
初心者向けにイラストソフトについて まとめたページもありますので、 よかったらそちらも合わせてご覧ください。
パソコン
続いての必要な機材は「パソコン」です。
どんなパソコンでも良いというわけではなく、 「イラストソフトの推奨スペックを満たすパソコン」 が必要になります。
なぜ推奨スペックを満たすパソコンが必要なのか? その理由は 「スペック不足だと快適にイラストが描けないため」 です。
例えば、CLIP STUDIO PAINTを使う場合は CPU、メモリ、グラフィックスの推奨スペックがあります。 「メモリは8GB以上が推奨」のような具体的な性能です。
このスペックを満たしていないと、 イラストを描いている途中で急にパソコンが遅くなったり、 ファイルを開くのにすごい時間がかかる、 という可能性が出てきます。
そうならないためにも 使う予定のソフトの推奨スペックを満たすパソコンを 選ぶ必要があるわけです。
ちなみにパソコンはデスクトップでもノートパソコンでも どちらもで問題ありません。 このあと説明するペンタブを接続できれば問題ないです。
また、Windowsパソコンか、Macのどちらがいいか?で 迷う方も少なくありません。
こちらもWindows、Macどちらでも問題ありません。 上で紹介した3つのイラストソフトは、 WindowsもMacも対応しているので、 どちらも同じようにイラストを描くことができます。
「どのようなパソコンがおすすめなのか?」については、 別のページでまとめていますので、 よかったらそちらも合わせてご覧ください。
ペンタブ
3つ目の必要な機材は「ペンタブ」です。
ペンタブは2種類あります。 液晶ペンタブレットと呼ばれる「液タブ」と 板状ペンタブレットと呼ばれる「板タブ」です。
どちらも慣れは必要ですが、 イラスト初心者で予算がある方は液タブをおすすめします。
なぜ初心者は液タブがおすすめなのか? その理由は 「液タブは画用紙とペンのような感覚で液晶モニタに 絵を直接描いていけるから」 です。
例えば、板タブを使う場合は、 手元を見ないで画面を見ながら手を動かしてイラストを描いていきます。 マウスと同じような使い方です。
これはかなり慣れが必要で上手くイラストを描けるようになるまで 時間がかかってしまいます。 そうなると、「描かなくなる」ことが増えて、 途中でやめてしまうリスクが増えるわけです。
そうならないためにも、 画用紙とペンで描くアナログの方法に似ている 液タブを推奨しています。
ただし、液タブは価格が高いので 予算内に収まらないということも少なくありません。 初心者向けの液タブで3万~6万円くらいかかります。
板タブは1万円前後の価格帯なので 予算が足りないという方は、 「まずは板タブから」という方も少なくありません。
板タブは慣れるまでに時間はかかりますが、 コツコツ続けていければ使い方にも慣れて 上手に描けるようになります。
ちなみに、「どのようなペンタブを選べばいいのか?」については、 別のページでまとめていますので、 そちらも合わせてご覧ください。
イラストを描く習慣も大事
いままでは必要な機材についてでしたが、 趣味でイラストを続けるためには「イラストを描く習慣」 も必要なことです。
なぜイラストを描く習慣が必要なのか? その理由は 「習慣化しないとイラストを描かなくなる可能性が高いから」 です。
例えば、「パソコン、イラストソフト、ペンタブ」を購入して 「いざ描いてみよう」と描き始めると 慣れない機材で思い通り描けないことも少なくありません。
思い通り描けないと「イラストを描くこと」自体が面倒になり どんどん描かなくなる可能性があります。 絵を描くことから遠ざかってしまうわけです。
そうならないためにも、 イラストを定期的に描く時間を作って 習慣化する必要があります。
最初は「毎日5分だけ」でも構いません。 もしくは、「イラストソフトを立ち上げるだけ」でも構いません。
とりあえず、パソコンの前に座ることから始めることで、 自然と習慣化してイラストを描くようになります。
人は強制的に何かを始めることで 自然とその続きをするものです。 例えば、「イラストソフトを立ち上げるだけ」と思っていても、 いざ立ち上げると「少し続きをやってみるか…」となります。
こういうテクニックを利用しながら、 イラストを描く習慣をつけていくと すぐに上達してイラストを描くことが楽しくなっていくでしょう。
31歳からコツコツ続けた結果
私自身も31歳のころに趣味でイラストを始めました。 それまでは画用紙と鉛筆でイラストを描いていましたが、 デジタルに移行してみたわけです。
最初は機材に慣れていなかったせいもあり 納得いくようなイラストが描けず 挫折しそうになりました。
まあ、それでも高い機材を購入したので コツコツと続けていきまして、 500時間くらい描いたあたりでようやくそこそこ描けるようになってきたわけですね。
ちなみに、初めて1カ月くらいで描いたイラストと、 1年後くらいに描いたイラストと、 5年後くらいに描いたイラストの差は、 下のような感じです。
続ければ、それなりに上達します。 どれだけ時間をかけたかが、ポイントだと思っています。
ちなみに、何かを一通りできるようになるまでに 一般的に1000時間が目安です。 英語やプログラミングでもよく1000時間と言われています。
試行錯誤しながら、 続けていれば必ず上達していきますので、 楽しんでイラストを描いてみてください。
イラスト作成におすすめのパソコン
当サイトでは、 イラスト作成に最適なおすすめのパソコンを紹介しています。
イラスト作成に欠かせない 「CLIP STUDIO」「Illustrator」「Photoshop」「Painter」 の推奨スペックを満たすパソコンを厳選しています。
また、ペンタブ、液タブに最適なノートパソコン、 デスクトップパソコン、Macを選んでいます。
こちらもあわせてご覧いただけると、とても嬉しいです。
まとめ
「30代でも遅くない!趣味のイラストで必要なものはコレ」 についてのまとめです。
パソコンでイラストを描くのに必要な機材は3つ。 「イラストを描くためのソフト」 「イラストソフトの推奨スペックを満たすパソコン」 「ペンタブ」
イラストソフトはユーザー数の多いソフトを選ぶのがおすすめ。 教材が豊富でスキルをつけやすいから。
パソコンは、使用予定のイラストソフトの推奨スペックを満たす必要がある。
ペンタブは アナログイラストに似た感覚で描ける液タブが初心者にはおすすめ。
イラストを描く習慣をつけるのが、 趣味を続けるポイント。
コツコツ描き続ければ上達する。