初心者におすすめのイラスト作成ソフトを解説
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ここが知りたい!
おすすめのイラスト作成ソフトを知りたい!
ソフト選びのポイントは?
ここでは、 イラストを描くためのソフトを探している方に向けて 「おすすめのイラスト作成ソフト」と「ソフトの選び方」 を解説しています。
「各イラスト作成ソフトの特長は?」 「ソフト選びのポイントは?」 「有料ソフトと無料ソフトの違いは何?」 このような初心者が気になる疑問を取り上げて、 できるだけわかりやすく丁寧に解説します。
あなたのお絵描きライフのお手伝いができればうれしいです。
この記事を書いた人
さくら
- 趣味で絵を描くサラリーマン
- 3D系のエンジニア
- パソコン提案の仕事もしている
- すぐジブリネタ言っちゃう派
目次
イラスト作成ソフトのポイント
イラストを描くためのソフトを選ぶときに 「ココはおさえておきたい!」というポイントがあります。
特にイラスト作成初心者にとっては、 つぎの3つのポイントが重要になります。
イラスト作成ソフト選びのポイント
- 個人で購入できる価格である
- 使っているユーザー数が多い
- あなたが使うデバイスに対応していること
まずは価格です。 価格は最も重要なポイントと言えるでしょう。
これから初めてイラストを描こうと思っているのに、 価格が高くて躊躇してしまっては元も子もありません。 個人が趣味で購入できる金額であることはとても重要です。
つづいて、ソフトのユーザー数もかなり重要です。 ユーザー数が少ないソフトは、 使い方やノウハウなどの情報が極端に少なく、 挫折しやすいためです。
逆にユーザー数が多いことで、 書籍もあったり、YouTubeで使い方動画も豊富にあります。 使える情報が多いことで、早く覚えることができるのが大きなメリットです。
最後に、 あなたが絵を描くために使う予定のデバイスに 対応していることです。
例えば、Macでペンタブレットを使う予定であれば、 その両方に対応しているソフトが必須です。 Macを使う予定なのに Windowsパソコンのみ対応だと使えません。
また、タブレットで絵を描く予定なのに、 タブレット用ソフトの制限が多いなども考えものです。 パソコン版とタブレット版でかなり機能が違うソフトもあります。
これらのポイントを考慮して、 ソフトを選ぶことで 失敗しないソフト選びができると考えています。
おすすめイラスト作成ソフト
私が個人的におすすめする イラスト作成ソフトをピックアップしています。
「ソフト選びのポイント」で挙げた項目について 比較表を作りました。
イラストソフト比較
価格 | Mac製品 | ユーザー数 | |
---|---|---|---|
CLIP STUDIO PAINT | 3000円*1 | 対応 | ◎ |
Photoshop | 28480円*2 | 対応 | ◎ |
Illustrator | 34680円*3 | 対応 | ◎ |
Painter Essentials | 8580円 | 未対応 | 〇 |
ペイントツールSAI | 5500円 | 未対応 | 〇 |
比較表は、2025年9月1日現在の価格です。
*1…サブスク年間一括払い・ダウンロード版
*2…フォトプラン年間一括払い
*3…単体プラン年間一括払い
「Mac製品」はパソコンとiPadを含みます。
イラスト作成ソフトのトップシェア なのが「CLIP STUDIO PAINT」です。
初心者からプロのイラストレーターまで使っているので、 描き方を解説したWEBサイトや参考書も 豊富にあるのが大きなメリットです。
イラスト、漫画、アニメーションに特化した機能が豊富にあります。 ただ、写真などの実写画像の加工は向いていません。
また、価格もかなり手ごろです。 買い切りとサブスク形式のライセンスがあります。
根強い人気の高機能画像処理ソフトです。 「イラストは初めてでもPhotoshopは使ったことある」 という人は多いでしょう。
イラスト作成に加えて、写真などの画像加工も得意です。 Photoshopは イラストに文字を加えたり、 イラストの実写合成をしたりするのに向いています。
ライセンスはサブスク形式のみです。 一番価格の安いプランに「フォトプラン」があります。
Photoshopと写真加工をするLightroomが付いています。 クラウドストレージ1TBもあります。
Photoshop「単体プラン」よりも 「フォトプラン」の方が安いのでお得です。
ベクター画像としてイラストを作成する場合は、 Illustrator一択でしょう。
ペンタブを使って「電子ペンでイラストを描く」のではないく、 マウスで「点と線をつなぐ方法」でイラストを作成するためのソフトウェアです。
「絵を描く」より、「イラストを創る」ことをしたい場合は、 Illustratorを選ぶのが適しています。
ライセンスはサブスク形式のみです。 ちなみに、アマゾンで購入すると、 Adobe公式サイトから購入するよりも安く購入できます。
水彩、色鉛筆、油絵のような絵画風イラストを作成するのに 適したイラスト作成ソフトウェアです。
画用紙と筆を使ったタッチのイラストを描きたい場合に向いています。
ライセンスは買取のみの形式です。
この上位ソフトに「Painter」がありますが、 プロ向けのソフトになっていて、価格も5万円強です。
Painter Essentialsは、Painterの機能を限定した、 初心者向けのソフトになっています。
SAIは2006年から公開されている老舗のイラスト作成ソフトです。
そのためユーザー数も多く、 イラストの描き方を載せているブログやWEBサイトも豊富にあります。
機能については、 イラスト作成をする基本的な機能は兼ね備えていますが、 CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopのように多機能ではありません。
ライセンスは買い切りのみですが、手頃な価格です。 Ver2を開発中ですが、一度購入すればアップデートは無償のようです。
私のおすすめソフト
ここまでおすすめソフトをいくつか紹介してきましたが、 そのなかでも特に初心者におすすめしたいのは、 「価格」「イラスト特化」「ユーザー数」などで 最も優れている「CLIP STUDIO PAINT」です。
「高機能なのに低価格」かつ 「ユーザー数が多くて描き方の情報がかなり多い」 そして「お絵描きに特化した機能が多くある」 という点が理由です。
例えば、これからイラスト作成環境を整えようとしている初心者にとって、 パソコン、ペンタブの他にソフトでもお金がかかると、 かなりの予算になってきます。
それが年間3000円で使えるのはメリットしか見つかりません。
また、ソフトウェアの使い方情報が豊富なのも 初心者にとっては大きなメリットです。
例えば、初めて触るソフトウェアというのは、 色々と操作方法を調べながら慣れていくものです。 ユーザー数の少ないソフトだと、 操作方法の情報が少なくて時間がかかることもあります。
しかし、CLIP STUDIO PAINTはトップシェアなので、 その点はほとんど心配ありません。 ブログ、SNS、参考書と情報にあふれています。
こういう理由で 初心者にCLIP STUDIO PAINTをおすすめしています。
Photoshopで絵を描くメリットデメリット
Photoshopをイラスト作成ソフトに選んでいる方は 大勢いますが、 初心者はPhotoshopのメリットとデメリットを理解してから 選ぶのがおすすめです。
私自身もPhotoshopで絵を描いていますが、 以下のようなメリットとデメリットがあると感じています。
メリット
- AI生成機能でお手本が作れる
- 実写合成がしやすい
- 慣れている人は使いやすい
「言葉」を使って、 AI生成でイラストが描けることが初心者にはかなり重宝します。 お手本をまずAIで作ってから、 それを参考に自分でイラストを描いていくという使い方ができます。
また、実写とイラストをあわせるような画像を作りたいときには、 Photoshopが便利です。 ただ、初心者ではあまり使わない機能です。
そして何よりも、 使い慣れている人はPhotoshopでの作業が速いです。 私自身は学生のころからPhotoshopを使っているので、 どのような機能があるかがだいたいわかるので、 想像力も膨らむという感じです。
デメリット
- イラストに特化した機能がない
- けっこう良いお値段
- 操作は慣れるまで大変
Photoshopは基本的に写真加工などの画像処理ソフトなので、 イラストに特化した機能がありません。 けっこう致命的ですが・・・。
例えば、線画も画像なのでちょっとした修正も描き直しが必須です。 クリスタやIllustratorはベクターになっているため、 線自体をクネクネ変形させることができます。 じつは、このベクター線画は初心者にとってはかなり便利なのです。
そして、値段がそこそこします。 ちょっと前までは1万円強くらいで使えていましたが、 いまでは年間2万円強です。 クリスタの何倍でしょうか・・・。
最後に「操作が難しい」です。 基本的に慣れるまでけっこうかかります。 また、イラストに特化していないため、 使わない機能も多く、初めて触る人はなかなか苦戦しがちです。
それでも私がPhotoshopを使う理由は、 「慣れているから」です。
あと、WEB制作でPhotoshopで画像処理をすることが多いから使っています。
このようなことを総合すると、 私的には初心者に最もおすすめのイラストソフトは、 CLIP STUDIO PAINTだと感じています。
ちなみにですが、 こんな感じのイラスト作成環境で私はイラストを作成しています。
有料と無料はどちらを選ぶべき?
有料ソフトと無料ソフトはどちらを選ぶべきか? については、人それぞれ 価値観の差があるのでどちらが正解とは言えません。
ただ、有料ソフトを使う方がメリットが大きいのも事実です。
例えば、先ほどから何度も出ている 「イラストの描き方の情報量」が雲泥の差です。 無料イラスト作成ソフトで有名なFireAlpacaとPixiaを例にしてみます。
Amazonで参考書を探すと、 CLIP STUDIO PAINTは新しい参考書が出ていますが、 FireAlpacaやPixiaの参考書は 少し古いものがポツポツとある程度です。
ブログなどもGoogleで「FireAlpaca 使い方」「Pixia 使い方」で検索しても 自分が探したい情報にたどり着くまでに けっこう時間がかかる内容だったりします。
こういう理由からも、 有料ソフトはかなり大きなメリットがあると感じています。
まとめ
「初心者向け!イラスト作成ソフトおすすめ5選」 についてのまとめです。
初心者がイラスト作成ソフトを選ぶときのポイントは3つ。 「ユーザー数の多いソフトを選ぶ」 「趣味で買える価格のソフトを選ぶ」 「使う予定のデバイスに対応していること」 です。
初心者におすすめのソフトは、 「CLIP STUDIO PAINT」が最もおすすめ。
理由はユーザー数の多くて、 ソフトの使い方を含めて情報が豊富にあるため習得しやすい。 また、高機能なのに低価格で使えるため。
Photoshopはすでに使ったことがあるならば、そちらもおすすめ。 新しいソフトを学ぶ労力を省けるから。 価格が少し高いのがデメリット。
有償ソフトと無償ソフトならば、 ユーザー数が多い有償ソフトの方がメリットが大きい。 イラストを描くためのノウハウ情報が豊富のため。