Painter推奨スペックとパソコン選びのポイントを解説
こんなことが知りたい
Painterの推奨スペックは?
Painter用パソコン選びのポイントは?
ここではPainterを使うパソコンを検討している方に向けて 「Painterの推奨スペック」と 「失敗しないパソコン選びのポイント」 を解説しています。
PainterはWindowsとMacの両方に対応しています。 WindowsとMac、それぞれのパソコン選びのポイントを説明していきます。
この記事を書いた人
さくら
- 趣味で絵を描くサラリーマン
- エンジニアでパソコン得意
- パソコン提案の仕事もしている
- すぐジブリネタ言っちゃう派
目次
Painterの推奨スペック
まず、Painterが動くパソコンの動作環境についてですが、 Painter開発元のCorelの公式サイトにも載っています。
Painterの公式サイトに載っている動作環境スペックから、 イラスト作成に重要な「CPU、メモリ、グラフィックボード」をピックアップして、 いま世の中で販売されているパソコンのパーツに置き換えると、 Painterのおすすめスペックは下の表になります。
Windowsおすすめスペック
CPU |
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---|---|
メモリ |
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グラフィックス |
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Macおすすめスペック
CPU |
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---|---|
メモリ |
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PainterはCPUのコア数でソフトウェアの快適度が変わります。 コア数が多いとパフォーマンスが上がるので、 コア数の多いCorei7やRyzen7がおすすめです。
メモリは推奨されている16GBを満たしていれば、 制限はほぼない環境で機能を使うことができます。 もし推奨より少ないメモリ数だと、 制限をかけて、搭載されているメモリ容量で快適に使えるようにPainterを最適化します。
またGPUを使った描き心地の向上機能があるので、 NVIDIAやAMD、Apple Mシリーズのような 高性能グラフィックスが付いているパソコンが有効です。
GPU機能は主にブラシを使うときの処理速度を改善して、 描き心地をよりよくしてくれるものです。
ちなみに、この情報はCorel公式サイトの Painterのオンラインヘルプに載っています。
Painter向けのパソコンを選ぶ3つのポイント
Painterがストレスなく動かせるパソコンを選ぶには 「ここは知っておきたい!」というポイントが3つあります。
そのパソコン選びのポイントが この3つになります。
- CPUはコア数を重視する
- グラフィックス性能が描き心地を良くする
- ペンタブはワコムがおすすめ
Painterはスペックの高いパソコンが必要になるソフトウェアです。
失敗しないパソコン選びをするためにも、 ぜひともおさえておきたいポイントをピックアップしています。
CPUはコア数を重視する
パソコン選びのポイントの1つ目は、 「CPUのコア数が多いパソコンを選ぶ」です。
なぜコア数が多いCPUを選ぶべきなのか? その理由は 「Painterはブラシ機能を使うときにCPUコア数が多いと速くなるから」 です。
例えば、一般的にソフトウェアはクロック数が高いCPUを使うことで 速い実行速度を出せるように実装されているものが多いです。
しかし、Painterはコア数が多いほど パフォーマンスが出やすいプログラム実装になっているわけです。
そういう理由もあり、 コア数の多いCorei7やRyzen7をおすすめしています。 MacであればApple Mシリーズをおすすめしています。
グラフィックス性能が描き心地を良くする
パソコン選びのポイントの2つ目は 「グラフィックス性能が良いと描き心地が良くなる」 です。
なぜグラフィックス性能が良いと描き心地が良くなるのか? その理由は 「絵を描くためのブラシ機能を使うときにGPUも使っているため」 です。
CPUでも同じようなことをいいましたが、 PainterはCPUとGPUの両方を最適化しながら ブラシ機能を高速処理しているわけです。
例えば、WindowsパソコンならばNVIDIAやAMDのグラフィックボードが有効で、 MacでいえばApple MシリーズがGPUコア数が多くて有効になります。
そして、CPUとGPUの両方の性能が高いと より快適により描き心地が良くなるので、 バランスよくCPUとグラフィックスを選ぶことが重要です。
ペンタブはワコムがおすすめ
パソコン選びのポイントの3つ目は 「ペンタブレットはワコム製品がおすすめ」 です。
パソコンの周辺機器になりますが、 イラストを描くうえでペンタブは必須アイテムなので パソコン選びのポイントに挙げました。
さて、なぜワコムがおすすめなのか? その理由は 「Painterが対応しているペンタブの技術がワコムが開発したWinTabだから」 です。 つまり、ワコムが開発をしたWinTabという技術を使って、 Painterでペンタブを認識しているということです。
例えば、ワコム以外のXP-PENやGAOMONといったペンタブメーカーも Painterに対応しています。 しかし、信頼性や安定性の観点から見れば、 自社開発したWinTabを使っているワコムが有利なのではないかと考えています。
こういう理由からも ワコムのペンタブをおすすめしています。
Painterにおすすめのパソコン
当サイトでは、 イラスト作成に最適なおすすめのパソコンを紹介しています。
イラスト作成に欠かせない 「CLIP STUDIO」「Illustrator」「Photoshop」「Painter」 の推奨スペックを満たすパソコンを厳選しています。
また、ペンタブ、液タブに最適なノートパソコン、 デスクトップパソコン、Macを選んでいます。
こちらもあわせてご覧いただけると、とても嬉しいです。
まとめ
「Painterの推奨スペックと失敗しないパソコンの選び方」 についてのまとめです。
Painterの推奨スペックは、 ハイスペックなパソコンを選ぶ必要がある。
Painter用パソコンを選ぶときに知っておきたい ポイントは3つ。 「コア数が多いCPUを選ぶ」 「グラフィックボードの性能が高いと描き心地が良くなる」 「ペンタブレットはワコム製がおすすめ」
PainterはCPUコア数が多いと パフォーマンスが高くなるように設計されている。
ブラシ機能はGPUを使って高速処理をしているため、 NVIDIAやAMD、Apple MシリーズのGPUがおすすめ。
Painterはワコムが開発したWinTabを推奨しているので、 ワコム製がおすすめ。